理想とする駅伝部のありかたは、「選手1人ひとりを大切にする」ことです。これは、選手に優しくするとか、楽な練習を考えるのではなく、 体の手入れ（故障予防）や規則正しい生活指導（寮生活）、メンタル面でのケアなど行い、健康管理を常に考えた取り組みをしていき、 トレーニングやレースなどで力を発揮できる状態を作り出すことです。

故障や貧血障害になることなくトレーニングを継続していけば競技力がついてくると考えています。 監督自身、高校時代に3年間継続して休まずトレーニングすることができ、県レベルの選手から全国トップ選手になった経験を持っています。 岐阜協立大学駅伝部では、厳しいトレーニングで生き残った選手だけで駅伝チームを作ろうとは考えていません、 常日頃の日常生活指導から体の手入れの治療指導まで幅広く取り組み、選手1人1人をしっかり伸ばし、駅伝チームを組みたいと考えています。

また学生選手を大学レベルの枠にはめず、実業団選手と対等に渡り合えるような高い意識を持たせ、競技者として育成し、ユニバーシアード大会など世界を目指していきたい。 このような取り組みがチームの力をアップさせることになり全日本大学駅伝出場のいち早い目標達成につながると考えます。

岐阜協立大学駅伝部 監督 揖斐祐治